チーム全体がひとつのビジョンをもち
システムを育てていく醍醐味
3年前にスペシャリストとして転職し、現在チームリーダーとしてチケプラのシステムの保守・運用のエンジニアチームを取りまとめているT.K.さん。リーダーとして彼が大切にしているのは「誰もが聞きやすい場作り」だと言います。この仕事に着いたきっかけや仕事の喜び、今後のビジョンを伺いました。
好きな音楽はプログレ、70年代洋楽、デジュリドゥ奏者の音楽。若手エンジニアの良き相談役としていつも明るくメンバーに接している。メンバーの知識や経験を積むためにサポートしてくれます。
中途入社3年目
チケット事業部所属
Webエンジニア チームリーダー
T.K
2019年の秋に入社しましたが、当初はプロ野球のチケットとトレードの連携にまつわるシステムに携わっていました。1年ほどそのサービスを担当した後、チームリーダーとして、施設系のウェブチケットやプロ野球チームのチケットアプリを担当しています。既存のシステムの保守・運営・改修・調査・ログ解析・データ抽出などが主な仕事です。
ディレクターから「ここにこういうボタンがほしい」「このプロセスが煩雑だ」といった要望や、プログラムの不具合の問い合わせ、データ抽出依頼などがくるので、チームメンバーに割り振り、プログラム改修やデータ抽出を行います。データ抽出というのは、例えばある公演でチケットを購入した人のうち来場しなかった人の割合とか、8時から11時までに入場した人の数といった限定的なデータは、誰もが簡単に出せるようにしておく必要はないので、この部署で抽出を行います。またトラブルがあったときに原因解明や改善を行うのもこのチームです。もちろん依頼がなくても、依頼の多い操作が各担当者で行えるようにボタンを追加するなど、運用全体の効率化のために改修することもあります。
この道に入ったのは、実はなりゆきなんです。ゲームが好きでゲームセンターに入り浸っていましたし、エンジニアの家系で技術職に親しみはあったのですが、強く希望していたわけではありませんでした。それが知人の紹介である通信設備の会社に入社することになり、さらにその会社の上司に引っ張られてITの会社に転職することになったのが7、8年前のこと。それがエンジニアとしてのファーストキャリアでした。phpもそこで身につけました。特に他にやりたいことがあったわけではなく、まあやってみるか、と。
その会社でSESとして働いていたのですが、どのプロジェクトも手掛けてまた手を離れて、という繰り返しだったのです。次第にもう少し、ひとつのコンテンツとしっかり向き合って、自分の手で育てていきたい、という思いが生まれて、自社コンテンツを運営している会社への転職を考えました。
そうはいってももちろん自社コンテンツを運営している会社も星の数ほどありますが、自社のコンテンツだけでビジネスが完結しているのではなく、スポーツやエンタテイメントの業界全体をつなぐインフラ的なプロジェクトを行っているところに魅力を感じましたね。
エンジニア志望の人は開発したくて入ってくる人も多いかもしれませんが、自分は開発も保守もどちらも好きですね。もともと保守をやっていたということもあり、ちょっと保守贔屓な言い方をすると、開発は「作って出して終わり」という感じがありますが、保守チームは、ひとつのものを育てていく面白さがあると思います。将来的には開発に携わることにももちろん興味がありますが、今はまだまだここで学べることもたくさんありますし。チケプラのシステムというのは、良くも悪くもとても深くて複雑なんです。全体がわかっている人は実はごく少数。アプリ同士もスタンドアローンではなく関わり合っているので、複数のシステムを同時に見ることで問題解決することもあり、奥が深いんです。
私は出社派です。というのも、自宅のWi-Fiが弱いんですよ(笑)。それにチームリーダーとして、出社している人の質問に口頭で即答できたほうが効率がいいなと感じています。メンバーは出社もリモートも選択できるのですが、だいたいみんな、週2、3回程度出社していますね。入社間もない人にはできるだけ出社してもらっています。
非常にフラットな関係で堅苦しさがないのはいいところだと思います。またエンジニアという部署として気に入っているのは、何か大きな障害があったときに、誰のミスかを明らかにして責めたりする雰囲気がないこと。みんなで取り組むべき課題として捉え、みんなで解決しようという雰囲気があります。あとで原因解明のためにプロセスを追うことはあるけれど、今後こういう問題が起きないようにみんなでこうしていこう、という発想が共有できているんです。当たり前というか理想論のようですが、実際にこのベクトルで動けるチームは貴重だと思います。
そうですね、わからないことや困ったことがあるときに、「聞きにくい状態は作らない」ということは特に意識しています。それが広がっていって、誰でも聞けるようになれば、と。聞きづらいときの一番の理由は、自分が質問できる程十分理解していないことだと思います。でも「質問の意味がわからない」と返されることが続くともう何も聞けなくなってしまう。そうなるとチームとしては非常に損失なんです。「全然分からなくても、的外れでもいいから聞いて」と声がけするようにしています。これも先程の話とつながるのですが、そういう質問をするその人がどうだという視点は誰ももっていなくて、プロジェクトをみんなで前に進めるために、わからない人は伝える努力をするし、聞かれる側はそれを理解する努力をするっていうこと。少なくとも、単語の意味とか、知ってるか知らないかだけのものはいちいち調べなくていいからすぐ人に聞け、と伝えています。
チケプラのシステム自体が非常に複雑なので、自分もまだまだわからないことが多いんです(笑)。ただ、部分部分で言えば、3ヶ月くらい経てばひとりでできることも増えてきますし、半年から10ヶ月くらい経てば調査や実装まで自分でできるようになると思います。定期的にチケプラのシステムの勉強会のようなものも開催しています。プログラミングは本でも勉強できますが、チケプラのことは外では学びようがないので。
具体的な話になってしまいますが、チームリーダーとして、今一番目指しているのはみんなの稼働時間を適切に調整していくこと。急な依頼があったり繁忙期があったりもするので、常にその状況を保つのは簡単ではありませんが、なるべく残業しなくていい状況を整えて、それぞれが仕事が終わった後の時間を自分らしく生かし、学びや人としての成長の時間に生かしてもらいたいですね。その意識を全員で共有し、効率化を目指すことが大事だと思っています。僕自身はできるだけ自分の案件を持たず、部下のサポートに専念できる環境を目指しています。理想としては「責任は全部僕が持つからみんな好きにやってくれ、困ったときはフォローに入るから」と言える状況を作りたいですね。技術力とコミュニケーション能力を磨いていければと思います。
今はエンジニアを目指す人にとって選択肢の多い市場だと思います。仕事内容、キャリア形成、人間関係、働き方、給与、いろんな点で他社が提供するものよりよいものを提供できる職場にしていくことが、優秀なメンバーを増やし、プロジェクトを良い方向に導くことに繋がると思いますから、自分にできるのは今いるメンバーに対してその一つひとつを提供していくこと。キャリアアップのためにすべきことならいくらでも伝えてあげられます。応募者の皆さんも、人によって会社に求めるものは違うと思うので、自分が何を求めているかを見極めることが大事だと思います。そんな中、Tixplusは、やりたいと手を上げた人に対しては前向きに検討するし、任せる風土があります。「やってみたい」という思いに対して活躍の場が提供される会社を求める人には、とても楽しい職場だと思います。ぜひ僕たちの一員として仲間に入り、どんどん手を上げて経験を重ね、成長していってほしいなと思います。
アプリ事業部
アプリディレクター
難易度の高い提案が通ったことが、自分の成長に繋がりました
チケット事業部
チケットディレクター
ライブ会場で大勢の人が集まった客席を見ると大きなやりがいを感じます
チケット事業部
チケットディレクター
プロの顔つきに変わりましたね、と言われたときは嬉しかったです
チケット事業部
フルスタックエンジニア
みんながワクワクするものを作りたい。そのために前のめりで学んでいます。
チケット技術部 チケット開発グループ
グループリーダー 君塚祐司
握手会の雰囲気や魅力をそのままオンラインで!リアリティにこだわったライブトークアプリ
アプリ事業部
Webエンジニア チームリーダー
年1回は新サービスをリリース!フルスタックエンジニアとしてのスキルが磨かれる職場です。
チケット技術部
部長 佐藤良人
電子チケットの先駆者として、アーティストにもファンにも信頼されるサービスを育てたい。
チケット事業部
Webエンジニア チームリーダー
チーム全体がひとつのビジョンをもち、システムを育てていく醍醐味。
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